チーク材のお手入れ方法


 チーク材を使ったアジアン家具のお手入れ方法


アジアン家具が使用する無垢材についてでもお話した通り、チークに限らずアジアン家具は無垢材を使っているものが多いため、強い乾燥に弱い面があります。これは木材の原産国が熱帯地方だという事を考えて頂ければ、想像できると思います。全ては天然素材の宿命と考えましょう。こうした変化が無垢であるという証であり、贅沢品でもあるのです。
ウレタン塗装されたものや、プラスチック、スチール製の家具は、量産効果で販売価格もリーズナブルで、ちょっとやそっと乱暴に扱っても、すぐに壊れるようなものではありません。水濡れや乾燥も気にする必要もありませんので、「使い勝手」という面だけを考えれば、重宝するものだとは思います。


私はチークをオススメしていますが、無垢のチーク家具は定期的に手入れをしましょう。ひどく汚れた状態で長い間、放置するということは、その部分が「呼吸できない」という事になり、周囲とのバランスが悪くなることで反りや割れの原因につながります。正しくメンテナンスをすることで、子供の代まで長く使えます。

まずは固く絞ったやわらかな布を用意します。中性洗剤を200倍に薄めた水溶液を使ってもかまいません。
汚れをしっかりと拭き取り、あとは乾いた布で乾拭きしておきましょう。日常の手入れはこの程度で十分です。

また年に1回程度はバリ島直輸入のチーク専用メンテナンスオイル などを使い、ピカピカに磨き上げてあげましょう。
特にイスなどは背もたれのあたりを持って、イスを引いたり押したりしますので、その手の当たる部分の色が抜けてきます。特に塗装されたものは色が落ちやすいです。
そうした部分を油性のステインオイルで軽く色を付けてから、チークオイルで潤いを与えておけば、ほとんどの場合、目立なくなります。

小さな引っかき傷ができてしまった場合は、フローリング用のペンタイプの補修材が便利です。亀裂ができるような目立つ傷の場合は、傷の周りをマスキングして、傷の中をパテ埋めしてからチークオイルで目立たないようにします。
しかし私なら、そのまま使い続けます。それが無垢の家具の「味」なのですから。


無垢の家具は「家に根付く」と言われています。飾り棚などが多少ガタついても、そのうち自重でちょうどよい頃合に変形し、床にぴったりとフィットしてくれるからです。
家の床は平らに見えて、実は多少の凹凸や傾斜があるものです。それぞれの形に合わせて、家具が自分でフィットしてくれるのです。



ワンポイント
無垢の家具はエアコンの風が苦手です。できるだけそういう場所を避ける必要がありますが、家の中はスペースが限られています。
そういう場合は、コップに水を入れて置いておくだけで随分と乾燥から守れます。



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